ライオン、世界最大の歯学系学会で企業シンポジウムを主催

粧業日報 2022年7月27日号 5ページ

ライオン、世界最大の歯学系学会で企業シンポジウムを主催
 ライオンは、約1万人以上の会員を擁する世界最大の歯学系学会「IADR(International Association for Dental Research)」の学術大会「The 100th General Session & Exhibition of the IADR」(2022年6月20日~25日、オンライン開催)で、企業シンポジウム「Science Behind Toothbrushes」を主催し、薄型ヘッドとスリムネックを有するハブラシや音が鳴るハブラシ、子供の口腔ケアなどの研究成果を紹介した。同時に、研究成果を9件報告し、同社が2001年に創設したライオン学術賞の授与も行った。

 口腔疾患の罹患率は未だに高く、世界の約23億人が永久歯のう蝕、約8億人が歯周病に罹患している。これらのう蝕や歯周病は生活習慣による影響が大きいが、歯みがきによる予防が可能な疾患として知られている。

 そこで同社は企業シンポジウムを開催し、長年にわたり研究を続けてきたハブラシに焦点を当てた研究成果を紹介し、ライフステージごとに、専門家に登壇してもらい、学術的な視点からのディスカッションを実施した。

 また同学会にて、オーラルヘルスケア実現に向けて、同社の口腔分野に関する基礎研究やオーラルケア製品の技術研究など、多岐にわたる領域の研究成果を9件報告した。

 さらに、歯周病学分野、口腔健康学分野での優れた研究成果を称え、「ライオン学術賞」を、Yue Chen氏(China)、Tan Minh Nguyen氏(Australia)の2氏に授与した。
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