ポーラ・オルビスHD、第2四半期は減収減益

訪販ジャーナル 2022年8月29日号 1ページ

カンタンに言うと

  • H2O PLUSの清算影響で純利益は約43億円の増益
  • ポーラの減収影響が大きく連結で減収減益
  • 通期は下方修正も下期で増収めざす
ポーラ・オルビスHD、第2四半期は減収減益
 ポーラ・オルビスホールディングスの2022年12月期第2四半期連結業績(日本基準)は、売上高が前年同期比11.6%減の787億4800万円、営業利益が45.9%減の49億1700万円、経常利益が15.3%減の88億7600万円、純利益が53.9%増の109億400万円となった。

 ポーラの減収影響が大きく、連結で減収減益となった。ポーラは国内が委託販売チャネルの回復に時間を要するものの回復傾向にある一方、海外が中国大陸のロックダウン影響に加え、韓国免税への出荷抑制継続(中国での値崩れ防止対策:△27億円)もあり減収となった。オルビスは顧客数の減少により減収、Jurliqueは増収・損失改善となっている。なお、中期経営計画の指標である海外売上高比率は2.7P減の16.0%、国内EC売上高比率は1.9P増の27.7%となっている。

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