ファンケル、障がい者アート作品を関西と福岡の一部直営店で発売

訪販ジャーナル 2022年10月3日号 8ページ

ファンケル、障がい者アート作品を関西と福岡の一部直営店で発売
 ファンケルは9月16日、障がい者が制作したアート作品をふろしきにした「アール・ブリュットふろしき」(3アイテム各1100円)を、関西エリアと福岡県の一部の直営店舗(計38店舗)にて数量限定で販売を開始した。

 同製品は、障がい者のアート作品を社会に発信し、アーティスト支援を行う3団体(「天才アートKYOTO」「Able Art Company」「アートビリティ」)とふろしきブランド「むす美」がコラボレーションして完成させた。

 デザインは、既存の美術概念や技巧、流行にとらわれず、湧き上がる衝動のままに自由に表現され、可能な限り原画に近い再現ができるよう最大で15色を使って染めている。さらに、鮮やかな発色で光沢のある綿のサテン地を使用している。売上の一部はアーティストへ還元し、制作活動の支援につなげていく。

 同社では、「みんな違ってあたりまえ」というダイバーシティのスローガンのもと、障がい者の雇用・活躍の促進に取り組んでいる。

 1999年に障がい者雇用を目指して設立した特例子会社「ファンケルスマイル」では、当初10人からスタートした従業員が今では100人を超え、本社だけでなく、研究所や工場、物流センターなどさまざまな場所でグループ内の業務を請け負い、活躍の幅を広げている。

 今回は、障がい者支援を行っている「アール・ブリュットふろしき」の取り組みに共感・賛同し、販売を始めることとなった。
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