アルビオン、世界初の界面活性剤の共同開発に成功

粧業日報 2022年10月5日号 3ページ

アルビオン、世界初の界面活性剤の共同開発に成功
 アルビオンは、化粧品原料として世界初となる界面活性剤「ビス(ヒドロキシエチル)オレイルアンモニウムエチルリン酸べへニル」を日油、奈良女子大学と共同開発した。

 研究成果は、国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)ロンドン大会で発表している。今後は、同原料・研究内容を応用し、メークアップ製品やスキンケア製品へ積極的に配合していく。

 同社は高級化粧品メーカーとして真に価値のある商品を届けるため、植物をはじめとした原料、サステナブルなパッケージ、独自の製剤化技術など多岐にわたる研究に取り組んでいる。

 特に、高い肌効果や機能性を持つ化粧品原料の研究開発は、独自の製剤化技術に必要不可欠と考えており、2018年より日油、奈良女子大学と共同で新たな界面活性剤の開発研究を行ってきた。

 研究開発を進める中で、「ビス(ヒドロキシエチル)オレイルアンモニウムエチルリン酸べへニル」が水と油を乳化する機能に加え、微細な小胞体を形成する機能、粉体を分散する機能、水分蒸散を防ぐ機能を併せ持つ界面活性剤であることを見出した。
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