ライオン、手洗いの重要性を啓発する衛生プロジェクトを始動

粧業日報 2022年11月4日号 4ページ

カンタンに言うと

  • プロジェクトの一環としてぐるなびとの衛生啓発セミナーを実施
  • 帰宅後、早めの手洗いと玄関での手指消毒が大切
ライオン、手洗いの重要性を啓発する衛生プロジェクトを始動
 ライオンは、10月15日の世界手洗いデーに合わせて、手洗いの重要性を啓発する手指の衛生プロジェクト「HAND WASH & HYGIENE『いただきます。』をする前に」を立ち上げ、10月12日~11月8日の約1カ月間にわたり、都内のホテルや飲食店、コワーキングスペースの協力を得て、手指衛生剤の設置や衛生講習、リーフレット等による啓発を実施している。

 また、プロジェクトの一環として、10月19日に、コワーキングスペースの「point 0 marunouchi」にてぐるなびと衛生セミナー「【ぐるなび×ライオン】外出の機会が増えるこれからに向けて、衛生意識をアップデート!」を実施した。

 手指の衛生は感染対策や食中毒対策の基本的な衛生行動の1つであり、持続可能な社会を目指す上で手指の衛生の習慣化を続けていく必要があるものの、ライオンの行動観察研究によると、9割の人が「帰宅後、すぐに手を洗う」と思っていても、その多くが手洗い前にリビングやキッチンに立ち寄ってしまうなど、実際には適切な衛生対策としての「手洗い」を実施できておらず、「意識」と「行動」にギャップがあることがわかっている。また、「早めの手洗い」をする群はしない群に比べてウイルスの付着量が3割に抑えられることも突き止めている。

 そこで、プロジェクトの第1弾として、以前の社会経済活動に戻る中で増えることが想定される、楽しい食事の場面に着目し、「ごはんを食べる時」の衛生意識・行動の再確認につなげる啓発活動を実施する。

 同社の提供価値領域の1つである「インフェクションコントロール」の取り組みの一環として位置づけ、衛生を中心とした生活習慣づくりにより、清潔に暮らせる社会の実現に貢献していく。具体的には、10月12日~11月8日の期間中、東武ホテルレバント東京のほか、ご近所シェフトモに加盟する都内近郊飲食店約30店舗にて、手指衛生剤(ハンドソープ、手指消毒剤)の設置とサンプリング、従業員への衛生講習を実施する。

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