ライオン、直近1年間で約21万本の使用済みハブラシを回収

粧業日報 2022年11月11日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 開始から7年5カ月で累計110万本超を回収
ライオン、直近1年間で約21万本の使用済みハブラシを回収
 ライオンは、2015年から実施している使用済みハブラシ回収リサイクルにおいて、21年10月から22年9月までの1年間で、20万9184本のハブラシを回収した。また、今回、2015年5月の開始から7年5カ月での累計本数が100万本を超え、110万6791本となった。

 ハブラシは使い続けると毛の弾力がなくなり、毛先が開いたり、汚れを落とす力が2~4割低下したりすることから、同社では「1カ月に1度」の交換を推奨するとともに、口腔衛生のために交換したハブラシを貴重な資源として循環させ、人々の健康と地球の健康の向上を実現する仕組みづくりを進めている。

 具体的には、2015年にテラサイクルジャパン合同会社と提携して以降、アジアで初めて使用済みハブラシを回収し熱溶解の後、再生プラスチックとして植木鉢等にリサイクルをしている。

 プログラムでは、参加希望者が個人・学校・団体などの単位で事前に「ハブラシ回収プログラム」ホームページから参加登録し、自ら回収ボックスなどを設置してハブラシを集め、使用済みハブラシが2kg以上(約200本)集まったところで集荷依頼をする仕組みとなっている。また、回収量に応じてテラサイクルポイントが付与され、植木鉢等のリサイクル製品への交換や任意のNPO団体・教育機関への寄付に使用することができる。

 なお、2022年9月末時点の登録アカウント数は1122拠点で、医療関係、学校、企業など多くの団体と個人が登録している。
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