グラディア、ティントリップ育成でブランド力強化へ

週刊粧業 2023年1月1日号 62ページ

グラディア、ティントリップ育成でブランド力強化へ
 ボタニカルブランド「HANATSUYU(はなつゆ)」(全6品、1650円~3300円)を展開するグラディアは、東名阪福を中心に都市部の体験型リアル店舗へ販路を広げ、体験価値の提供を進めてブランド育成を図る。

 「HANATSUYU」のスキンケアシリーズは、季節の変わり目などに生じやすい肌悩みに着目し、化粧水、美容液、乳液、クリームの4品をラインアップしている。乳液とクリームは、肌の状態に合った使い分けを提案している。

 たっぷり使える500mLサイズの化粧水に高い保水性をもつ成分を配合し、美容液は花粉・PM2.5や大気汚染など環境ストレスから肌を守る成分を採用するなど、各アイテムの役割に合わせて成分をセレクトしているのも特徴だ。

 商品施策では、スキンケアシリーズの育成を進めながら、マスク着用などニューノーマルな生活様式に対応したアイテムの開発も進めている。

 第1弾の「ティントリップ」は、なめらかな使用感やマスクにつきにくいといった特徴が20~30代女性を中心に支持を集め、21年の発売から好調に推移しており、ブランドの入り口アイテムに位置づけて提案を強化する。

 また、22年9月には部屋や布製品、マスクなど多目的・多用途に使える「マルチフレグランススプレー」を第2弾として発売した。消費者ニーズやトレンドを押さえた第3弾商品についても、「既に開発が進んでいる」(同社)という。
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