ナリス化粧品、セルグレースを8年ぶりに全面改良

週刊粧業 2023年1月1日号 62ページ

ナリス化粧品、セルグレースを8年ぶりに全面改良
 ナリス化粧品は、スキンケアブランド「セルグレース」(全6品、7150円~3万3000円)をフルリニューアルし、1月21日より販売を開始する。

 8年ぶり・6回目のリニューアルで、今回は「相反するものの融合」を目指し、最新の技術や研究法を取り入れている。

 「セルグレース」は、10年の研究期間を経て同社の最高級スキンケアブランドとして1995年に誕生した。発売当時は化粧水、乳液、クリームの3品でスタートしたが、その後も改良を進めながら、アイテムも拡充し、現在は洗顔料やベースメークなどもラインナップに揃う。

 今回のリニューアルでは、和歌山県新宮市産の天台烏龍の葉から開発した「テンダイウヤク葉エキス」と、三重県熊野市の柑橘・新姫(ニイヒメ)の果皮から開発した「新姫エキス」の2種類のオリジナル成分を新たに配合した。

 従来品に配合する「シマホオズキ果実エキス」と「パウダルコ樹皮エキス」を合わせて、4種のオリジナル成分をシリーズ共通で配合している。また、感性を数値化する研究手法を用いて、使った時に「心地よい」と感じる使用感を追求するなど最新の技術も搭載している。

 「相反するものの融合」では、柔らかいハリ感と硬さのあるハリ感を併せ持つ触感など、両立が難しい課題に対し、新しい技術・研究方法を取り入れて改良に取り組んだ。

 一例として、「セルグレース デュプレ クリーム」(Ⅰ28g・Ⅱ14g)は、特性の異なる2種類のクリームを使用直前に適度に混ぜ合わせることで、理想的な使用感と肌の仕上がりを実現している。
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