資生堂、中期経営戦略「SHIFT 2025 and Beyond」を策定

粧業日報 2023年2月22日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 2025年までの3カ年で年8%の売上成長、コア営業利益率12%めざす
  • 日本事業の成長性回復を最優先に
  • ブランド価値向上へ3カ年累計で1000億円超の追加投資
資生堂、中期経営戦略「SHIFT 2025 and Beyond」を策定
 資生堂は、今年からスタートする2023年~2025年までの3カ年を中心に取り組む中期経営戦略「SHIFT 2025 and Beyond」を策定した。「守り」から「攻め」に転じる躍動の期間として、新経営体制のもと、「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指し、さらなる事業成長を確実なものにする。

 これまでの構造改革を経て構築した強固な財務基盤を活かし、2023年以降は、戦略的な成長投資を加速し、これによる持続的な売上拡大とコスト低減、収益性・キャッシュ創出力の強化に取り組む。

 これにより、売上高CAGRは、2023年~2025年までの3年間で+8%(22年比、コロナからの回復で高めの設定)、2026年~2027年までの2年間で+6%(25年比)を目指す。

 コア営業利益率は、力強い売上成長とコスト低減施策の両輪で、2025年に12%、2027年に15%の実現を目指す。フリーキャッシュフローは2025年に1000億円、EBITDAマージンは、2025年に18%、2027年に20%を見込む。資本効率については、2025年にはROICで12%、ROEで14%を実現する。

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