資生堂ジャパン、独自開発肌測定「オンラインBACC」を開始

粧業日報 2023年3月27日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 肌内部の美のめぐりを測定してパーソナルビューティーアドバイスを提案
資生堂ジャパン、独自開発肌測定「オンラインBACC」を開始
 資生堂ジャパンは3月1日、SHISEIDOオフィシャルサイトで、肌表面だけでなく肌内部の状態も総合的に数分間で測定や分析ができるプログラム「オンラインBeauty Alive Circulation Check(オンラインBACC)」を開始した。

 このサービスは資生堂の長年にわたる皮膚科学研究と調査にもとづき、資生堂デジタルトランスフォーメーションオフィスが開発したプログラムを搭載している。美しい肌に必要な3大要素(透明感、ハリ・弾力、なめらかさ)を定義・数値化し、独自のアルゴリズムを用いた肌分析ツールによって肌状態を表示し、一人ひとりの肌状態に合わせてSHISEIDO商品を提案する。

 誰でも無料で利用可能で、時間帯や場所を問わず肌状態をチェックすることができる。測定結果はメールで送るか、マイページに保存するかを選ぶことができ、マイページに保存する際はSHISEIDOブランドメンバーシッププログラムのIDと連携することで、結果を簡単に保存し履歴をグラフ化して、自身の肌状態を継続的に確認することもできる。

 SHISEIDOはこのオンラインサービスを通じて、より多くの顧客と出会い、「生命感あふれるつややかな肌」に導くお手入れ方法を提案していく。サービスはSHISEIDOの海外公式ウェブサイトでも順次導入していく予定だ。

 オンラインBACCは、顔写真画像と簡単な質問から、肌表面と内部の状態を算出し、肌表面の状態と美のめぐりの状態を総合的に測定・分析する。まず「美のめぐり」のレベルが示された後、総合スコアが表示され、「透明感あふれる輝き」「ハリ・弾力」「なめらかさ」という3つの重要項目のスコアが示される。

 さらに、3つの重要項目については、詳細な分析結果とともに、該当箇所を顔写真の上に画像で表示。全てのスコアは、同年代の平均スコアと比較することができる。利用者は、鏡でみただけではわからない今の自身の肌状態を客観的に理解することができ、結果をマイページに保存することで肌の変化を記録し、その時々の肌状態を確認して、一人ひとりに合ったスキンケアで美しく健やかな肌を保つ管理ツールとして活用できる。
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