木村産業、サステナブルを意識した国内外の原料を広く提案

週刊粧業 2023年5月15日号 22ページ

木村産業、サステナブルを意識した国内外の原料を広く提案
 木村産業は、CITE JAPAN2023において、SDGsに対応した原料を広く提案する。

 プロビタル社の「ALTHEOSTEM」は、植物由来幹細胞エキスを使用したサステナブル原料で、in―cosmetics Global2023にて銀賞を受賞している。

 セノリティクス(老化細胞選択的除去)作用を応用した原料で、AIを用いて、機械学習機能と22万枚以上の画像を使用し、同原料を使用した場合の若返り効果を算出した試験の論文がIFSCC 2020のトップ10ポスターに選出された実績を持つ。

 「植物由来幹細胞を培養することで、半永久的にエキス抽出が可能になっており、先進性と持続可能性を持ち合わせた原料となっている」(同社)

 ドイツのベルグシュミット社からは、天然由来の代替品であるバクチオールをカプセル化した原料「バーガケア・スマートリピッズ・バクチオール」を紹介する。

 バクチオールは、レチノールと類似した効果が期待できることに加え、皮膚刺激性の少ない点や、光毒性がなく日中でも使用が可能な点など、バクチオールならではのメリットもある成分だ。

 「スマート・リピッズバクチオール」は、バクチオールをカプセル化することで、配合時の簡便性を向上させている。また、徐放効果によりハリ、シワ改善などの効果を実感しやすくなっている。

 オレオケミカルメーカーのオレオン社からは、植物性乳化剤「Jolee7777」を紹介している。

 すべてコールドプロセスでの調製が可能な乳化剤で、従来の複数の手順を必要とせず、ごく短時間で簡単にW/O/W乳化物を作成することができ、エネルギーの削減という面でもSDGsに貢献できる。

 「他にも、業務提携先である新日本薬業のりんご水など、サステナブルを意識した原料を多く展示する。ブースデザインは、緑と白のシンプルなデザインを採用しており、当社のクリーンなイメージを打ち出していく」(同社)
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