高研、サステナブル原料のランナップが充実

週刊粧業 2023年5月15日号 19ページ

カンタンに言うと

  • アルコールフリーコメ発酵液にも期待
高研、サステナブル原料のランナップが充実
 高研は「コラーゲン」「天然高分子」「国産植物由来原料」「フリーズドライ」の4つの柱を軸に化粧品原料の開発や高品質・高付加価値のフリーズドライ化粧品OEMを行っている。

 CITE JAPAN 2023では、新製品のアルコールフリーのコメ発酵液や熟成酒粕エキスをはじめとした米関連原料、サクランボやラフランスなどの果実由来パウダーやエキス類、サクランやフォリテクトといった多糖類、フリーズドライの4コーナーに分けて展示する。

 ポスターなどを通じた特長紹介のほか、各原料の特性に合わせたサンプル製剤の展示も行う。ブースデザインは前回よりもスタイリッシュなデザインに一新し、他の出展社と共同で来場者にスタンプラリー形式のノベルティプレゼントを予定している。

 昨年12月に発売したアルコールフリーのコメ発酵液は、常温保管を可能にし、製剤適性を高めたユーザーフレンドリーな仕様にアップグレードしており、今後のさらなる拡販が期待できる。 

 「当社原料は海外からの引き合いも多く、コメ発酵液や酒粕、なめこ由来のフォリテクトなど、日本らしさを感じられる原料に注目が集まりそうだ。フリーズドライに関しては、オイル配合処方など、独自性をアピールできる提案を行う」(同社)

 なお、アップサイクルの潮流やストーリー性を求めるニーズに対応し、既存原料の訴求力アップのため全製品のカタログをフルリニューアルした。新たなニーズに応える新規データなども掲載しており、ブースにて配布を行う。

 「これまではエビデンス中心のカタログだったが、原材料生産者や生産地の背景、生産にまつわるストーリーも重要なファクターであるため、リニューアルを機に盛り込むことにした」(同社)

 さらに、CITE JAPAN 2023では、コメ発酵液や熟成酒粕エキス、フォリテクトをはじめ、カタログに掲載していないヘアケアデータをまとめたフライヤーを配布する予定だ。
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