三葵コーポレーション、「共創」掲げCI・企業ロゴを刷新

週刊粧業 2023年5月15日号 14ページ

三葵コーポレーション、「共創」掲げCI・企業ロゴを刷新
 化粧品容器の製造・販売を行っている三葵コーポレーションは、昨年10月より新社長・近純平氏による新経営体制で第61期(2023年9月期)をスタートし、「共創」の成長戦略を推進している。

 新体制では、企業ブランディングや開発製品のリブランディングに取り組んでいる。

 第1弾では、新たなCI(コーポレートアイデンティティ)として「共創」を掲げ、「&(アンド)」をモチーフにデザインした企業ロゴマークに刷新した。

 企業ロゴマークは、創業50周年時の三葵化学工業から三葵コーポレーションへの社名変更で制作したSankiの「S」とCorporationの「C」の造形を組み合わせて「&」を形づくっている。

 「&」は従業員や取引先、大事にする価値観など様々な「共創」のキーワードをつなぐ言葉として採用し、「S」とも認識できる造形にした。「&」の左下部分を構成する「C」には、「Co-Creation(共創)」の意味合いも込めている。

 近社長は、新ロゴマークについて「『& Sanki』の精神で共に歩んでいく共創の姿勢を表現している」と述べ、「これまでの経営資源を活かして土台を固めながら、共創を推進することで100年続く企業を目指していく」と話した。

 企業ブランディング第2弾は夏以降に予定している。東京ショールームの拡張・改装や企業HPのリニューアルを計画している。現在放映中の大河ドラマ「どうする家康」の舞台である愛知県岡崎市の本社工場も、8月に設備を増設して生産能力を増強する予定だ。

 出展する「第11回化粧品産業展(CITE JAPAN2023)」では、新企業ロゴを掲げ、共創の輪を広げる。

 「展示ブースの設計・デザインも『共創』をテーマにした。モノづくりの技術やノウハウといった『三葵らしさ』と、次世代を見据えた『新しい三葵』の融合を、ブースや展示製品から感じてもらえたら嬉しい」(近社長)

 展示ブースは、得意としているコンパクト、ボトルに加え、新ジャンル・新カテゴリー容器も展示・紹介する。

 コンパクトは、定番の人気シリーズから環境に配慮したシリーズなども紹介する。来場者にプレゼントするノベルティも数量限定で用意した。

 ボトルは、ビジュアルを重視した、デザイン性のある製品をラインナップする。

 新ジャンル・新カテゴリー向けの容器は、まだ詳細を明らかにしていないが、近社長は「『&SANKI』を感じてもらえると思う」と笑顔を見せた。
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