フェイスラボ、スキンケアスティックを軸に自社の強みをアピール

週刊粧業 2023年5月15日号 9ページ

フェイスラボ、スキンケアスティックを軸に自社の強みをアピール
 フェイスラボは、CITE JAPAN 2023にて、新剤型の「スキンケアスティック」を中心としたブースを設営し、自社の強みを全面的にアピールする。これを起点に、新たな接点をつくっていくとともに、そこから生まれる新たな声を拾い上げることにより、次なる提案につなげていく。

 4年ぶり4回目の出展となる今回は、ブース全体を企業ロゴ(葉)と親和性のある樹木(緑)を基調とし、空間に温かみを持たせた。どの方向から入っても目的のコーナーにスムーズに辿り着けるよう導線を設計するとともに、流線的なブースデザインを採用した。気軽に立ち寄れつつも、長時間居心地よく滞在してもらえることを特に意識したという。

 「実際に商品を手に取ってお客様とお話しする機会は当社にとっては久しぶりのことであり、コロナ禍で制限されてきた対話を通じたきめ細かいコミュニケーションを積極的に行いたい。これにより、会社としての信頼感や安心感を醸成していくとともに、スティック剤型という特徴的な処方を入口に、コンセプトから立案した提案処方や、研究開発素材などを紹介することで、商品企画の際に当社を想起してもらうことをまずは狙っていきたい」(同社)

 ブースには、研究開発部門や生産技術部門、マーケティング部門と、営業部門以外のエキスパートも常駐し、スティック剤型を入口に、スキンケアから健康食品まで様々な製造を受託できる点をアピールしていく。

 ブースの顔となる左サイドには、スキンケアスティックの特設コーナーを配置した。サンプル展示とモニターで、目的意識の高い来場者を誘引するとともに、視覚的な情報提供と各部門のエキスパートによる丁寧な解説の相乗効果により、新剤型への理解を促していく。

 スキンケアスティックは、用途や目的に応じて選べる3種類(保湿・マット・つや)のバリエーションで処方をラインナップ。韓国では多くのブランドからスティックタイプのスキンケア製品が販売され、日本においてもヒットの兆しをみせている。男女問わず推奨できるプラスワンアイテムとしてアピールしていく。

 「アフターコロナに向けては、外出機会が増え、持ち歩きできるスキンケアが求められるようになり、スキンケアスティック市場はさらに伸びていくことが予想される。こうした中、CITE JAPANでお披露目できるよう処方の準備を進めてきた。市場拡大の後押しをしていきたい」(同社)

 ブース中央・右サイドでは、「クリーンな肌を目指すジェンダーニュートラル」処方や「周期変化による肌悩みを用時調製で前向きにケアする」処方といったユニークなコンセプトをもつ提案企画品や、薬用化粧品ラインナップ、茶実外果皮を用いた抗ウイルス素材の研究データ、さらにその他新処方の紹介等、6つのテーマに沿って展示を行う。前回以上に数多くの品目・処方を提案し、直に処方に触れてもらう機会を提供していく。
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