カンタンに言うと
さくら屋は、化粧品専門店「SAKURAYA FOR ME」を5店舗(聖蹟桜ヶ丘・八王子・新百合ヶ丘・昭島・府中)展開するほか、サロン専売品や化粧筆などを取り扱うオンラインショップも運営している。
2022年8月には、ピンクの髪がトレードマークで、化粧品業界歴30年のコスメバイヤーである常務取締役ゼネラルマネージャー・木内貴久美氏が「ピンクバイヤー」と称し、YouTubeで美容情報の配信を開始した。3年目を迎えた現在は、チャンネル登録者数が5万8000人を超え、「ピンクバイヤー」を起点にSAKURAYA FOR MEの認知が広がっている。
5店舗の来店客数はここ数年2ケタ伸長を継続し、YouTubeで紹介したアイテムを販売するオンラインショップの売上が月平均で1000万円に達した。このようにSNS・店頭・ECの連動で好循環を生み出し、成果を挙げている同社の具体的な取り組みについて、専務取締役の櫻井資也氏と、「ピンクバイヤー」こと木内氏に話を伺った。
さくら屋は、櫻井専務の祖父が1958年に聖蹟桜ヶ丘で雑貨屋として創業し、その数年後からメーカーの飛び込み営業を機に化粧品販売がスタートしたという。
そして、せいせき(京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター)への出店を皮切りに、集客力の高い商業施設へのテナント出店を進めてきた。
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この記事は週刊粧業 2024年9月23日号 4ページ 掲載
■特集/幹細胞コスメ(OEM・原料)~由来・濃度訴求の市場から脱皮へ◎セントラル・コーポレーション~豊富なエクソソーム含有量を誇る国産の「臍帯血由来」エクソソームで差別化を◎ホルス~エクソソームの需要の高まりに対応、ヘアケアは多角的アプローチを重視◎アンチエイジング~老化抑制が期待できる原料を提案、医療機関向けの原料供給も開始◎NISSHA~幹細胞培養液もニードルで角層まで浸透、専門原料会社...
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