粧業日報 2024年10月1日号 1ページ
カンタンに言うと
コーセーは、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」が取り組む社会課題解消に向けた「DECORTÉ SUSTAINABLE ACTIONS」の一環として、商品に使用している原料原産地の自然保護と地域創生を目指した「Sustainable Ingredients Project」を、GLOBAL GOALS DAYにあたる9月25日に立ち上げた。
その第1弾として、北海道美深町の白樺の森林保全を目的とした「DECORTÉの森プロジェクト」を開始し、同日、北海道美深町役場にて、美深町とコスメデコルテによる森林づくり活動協定締結式を行った。
コスメデコルテは、未来の世代にも美しい社会が続くように、自然環境の保護やエシカルな観点に配慮した、透明性にこだわった選りすぐりの原料から美容成分を抽出して商品に配合している。今回立ち上げた「Sustainable Ingredients Project」は、原料産地の自然を守るとともに、地域創生に向けてその地域産業を守ることで、持続可能な社会の構築に寄与することを目指している。
第1弾の取り組みとして、コスメデコルテの象徴ライン「AQ」の原料の1つである「白樺水」の産地、北海道美深町を支援する「DECORTÉの森プロジェクト」を開始する。プロジェクトでは、美深町が保有する町有林にて、植樹や間伐などの森林管理の支援を行う。将来的には、この森から採取した白樺樹液で商品を作ることで、原料づくりから生産・販売まで一貫して関わり、持続可能なサイクルを築いていく。
9月25日には、美深町役場にて「DECORTÉ 森林づくり活動協定締結式」が行われ、コーセー取締役マーケティング本部長兼DECORTÉ事業部長の田中慎二氏、美深町長の草野孝治氏、北海道上川総合振興局長の竹澤孝夫氏が登壇し、美深町とコスメデコルテの2者で署名を行った。
主な連携事項は、「美深町内6カ所、計11.84haの森林づくり活動への協力」「協定対象森林に対するネーミングライツ権の取得」「協定対象森林における白樺樹液の採取」「小学校・こども園森林環境教育への支援」「自然資源を活用した観光への支援」となっている。
協定では6カ所、計11.84haの町有林の管理を支援し、地球温暖化防止につながる森林づくりを進め、脱炭素社会づくりに貢献する。また、教育機関と連携した森林教育の実施や自然資源を活用した観光への支援などを通じて、美深町の地域創生に貢献する。
この記事は粧業日報 2024年10月1日号 1ページ 掲載
■コーセー、原料原産地の自然保護と地域創生を支援■采茶、価値共感型の美容オイルとして頭角■ポーラ、青森県八戸市との包括連携協定を締結■容器包装の環境対策、循環型モデル構築で多様な選択が可能に■ライオン、「エコ・ファーストの約束」を更新
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