良品計画(堂前宜夫社長)の2024年8月期連結決算は国内外の積極的な出店や価格改定の効果および値下げコントロールで、過去最高益を更新した。営業収益は13.8%増の6616億7700万円、営業利益は69.4%増の561億3500万円、経常利益は54.3%増の557億7700万円、当期純利益は88.5%増の415億6600万円となった。営業総利益率は国内の価格改定が奏功し、4.1P増の50.8%となった。
これによって販管費比率1.8P増(42.4%)を吸収し、収益の底上げが図られた。営業収益はこの数年、出店を加速し直近の3年で2000億円以上、上積みされた。営業利益は従来の最高益だった2018年2月期(2019年度から決算期を8月に変更)の452億円を100億円以上、上回った。
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この記事は粧業日報 2024年10月25日号 3ページ 掲載
■8月の家庭用洗浄剤出荷額2.7%減、2カ月ぶりのマイナス■良品計画、生産管理の拠点を拡充し原価率の低減へ◎24年8月期、積極的な出店や価格改定で過去最高益■サンギ、50周年記念パーティを開催■ロレアル、化粧品のカバー力を測定する新しい方法を開発
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