粧業日報 2024年11月13日号 4ページ
資生堂の2024年12月期第3四半期連結業績は、売上高が微増(為替・事業譲渡・買収影響除く実質3.1%減)の7227億5400万円、コア営業利益が25.6%減の274億1500万円、営業利益が91.5%減の21億8300万円、四半期利益は96.3%減の7億5400万円となった。
売上については、成長性・収益性の高いブランドへの活動の集中や新市場創造に向けた戦略的マーケティングの推進で「日本事業」が2ケタ成長を達成したものの、中国人旅行者の消費減速で低い出荷レベルとなった「トラベルリテール事業」や、景況感の悪化に伴う消費低下の影響を受けた「中国事業」の大幅な落ち込みをカバーできなかった。
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