粧業日報 2024年12月3日号 4ページ
カンタンに言うと
ライオンは11月23日、ライオン本社にて親子向け体験型イベント「キレイキレイ マイボトルワークショップ~みんなのキレイはわたしから~」を開催した。
2023年4月に墨田区から台東区に移転した同社では、この移転を機に地域の保護者・子ども向けに「子どもの衛生習慣」をキーワードとしたイベントを本社1階のコミュニティースペースにて定期的に実施している。
2023年8月には「キレイキレイマイボトルワークショップ」、2023年11月には「歯並びと噛む力と正しい歯みがきのお話」を開催しており、今回は3回目の開催となった。当日は約50組の親子が参加し、お絵描きと工作を楽しみながら、手洗い習慣の大切さを学んだ。
衛生マイスター・浅野ほたか氏による講義「どうして手を洗わないといけないの? 手洗いの大切さともこもこ泡について」では、「感染症にかからないために手洗いは重要であること」や「感染症(ウイルスや細菌)は目や鼻、口、傷口から体内に侵入すること」「マスクやワクチン接種、正しい生活習慣で免疫力を高めることも感染症対策になること」「手のひらだけでなく、手の甲、指先、手首も泡立ててしっかり洗うこと」などが伝えられた。
次に、泡ハンドソープの泡が吐出されるメカニズムについてわかりやすく伝えるため、特製キットを用いた実験が行われた。泡で出るタイプのポンプ容器は、ポンプの中で液と空気を一定の割合で混ぜて、細かい網目を通して押し出すことで、きめ細かい泡がつくられるメカニズムとなっている。それを擬似的に模した特製キットに参加した保護者が息を吹きかけると、驚くほどの大量の泡が吐出され、会場のあちこちから歓声が上がった。
続いて、マイボトルづくりのワークショップが行われた。キレイキレイマイボトルのワークショップは昨年に続き2回目となったが、今回は地元・蔵前の老舗企業 佐々木商店がイベントの趣旨に賛同し、ワークショップ用の各種パーツを作成した。キレイキレイのボトルにぴったりのサイズにカスタマイズされた各種パーツを、子供たちが創意工夫して組み合わせることで手作り感がありながらもスタイリッシュで洗練された作品が完成した。
なお、参加した子供たちが作成した2つのボトルは、1つは自宅用に持ち帰るマイボトルとし、もう1つは蔵前の街の飲食店や児童館などに配られ、地域衛生の向上やコミュニティづくりに活用された。
この記事は粧業日報 2024年12月3日号 4ページ 掲載
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