粧業日報 2024年12月6日号 1ページ
カンタンに言うと
アルビオンは、University of Peradeniya(ペラデニア大学)とスリランカの植物に関する研究を推進することに合意し、11月19日、基本合意書を締結した。
ペラデニア大学の保有する植物資源の効能解析のほか、化粧品原料候補植物の栽培・増産方法の検討など、それぞれが保有するデータや研究資源を相互活用しながら広く研究を行い、植物のチカラを最大限に引き出した、より独自性の高い新たなオリジナル植物エキスの開発を目指していく。また、開発したエキスの商品化も見据えながら、引き続き広く植物資源を探索し、まだ実用化されていない有用成分の開拓を進めていく。
島国スリランカは、固有の植物の宝庫であり、アーユルヴェーダ(薬草を生かした伝統医療)が盛んであることから、アルビオンはこの地の植物に着目。貴重な植物資源を守りながら持続的開発を行うため、2014年に東京農業大学と共同で「スリランカ伝統植物研究所」を開設した。
その後、2017年に研究棟や薬草園を拡大し、2018年には量産用圃場の運用を開始。実用化されていない植物の分析や新規成分の開拓などを行い、新しい化粧品用のエキス開発を目指すとともに、現地に利益や技術を還元し産業を支援する研究活動を進めてきた。
スリランカ固有の植物に着目する中、植物研究に力を入れているペラデニア大学の協力を得ることで両者のさらなる発展が期待できるとの認識で一致し、今回の共同研究を推進することとなった。
この記事は粧業日報 2024年12月6日号 1ページ 掲載
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