バスクリンはこのほど、「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会に加盟した。全国の温泉地と一体となって「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録を目指していく。同社は「日本固有の貴重な文化として、温泉文化を継承し、国内外にその魅力を伝えて次代につないでいきたい」としている。
同社は、長年にわたる温泉研究の知見を活かし、入浴剤の開発を行っている。温泉地公認の入浴剤「日本の名湯」シリーズでは2021年より、コロナ禍の影響を受けた温泉地の復興と活性化を目的に、全国21カ所の温泉地に対して同シリーズの売上の一部を寄付する「日本の名湯」応援プロジェクトの活動を続けている。24年11月にはプロジェクト第2弾の寄付(2100万円)を実施した。
第1弾と合わせた寄付金総額は5711万9566円。「バスライフ推進活動」の一環として、温泉地との地域共創型でシンポジウムやイベントへの協力も行い、温泉地の活性化や温泉文化の魅力を発信する活動に取り組んでいる。
「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産への登録に向けて、自社サイトやSNSでの告知による認知拡大を図りながら、関連イベントでのPR活動や登録に向けた署名活動も行う。
この記事は粧業日報 2025年1月16日号 5ページ 掲載
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