ナリス化粧品 村岡弘義社長、「会う、触れる、届ける」を大切に

週刊粧業 2025年1月1日号 41ページ

ナリス化粧品 村岡弘義社長、「会う、触れる、届ける」を大切に

 昨年(2024年)は年始から能登半島で地震があり、羽田空港での衝突事故もあり、重苦しいスタートでした。経済面でも先行き不透明感は拭えず、本年もこの傾向は変わらないのではないかと思われます。

 そのような環境の中で、マーケットも大きく変化しております。私たちもその変化にしなやかに対応できるよう努めていかなくてはなりません。

 訪問販売事業では、当初の想定より時間がかかっているものの、コロナ以前の増客水準に向けて、回復の兆しが見られています。営業面では、販売員様のWebツールも活用しながら、さらに研修も積極的に行い、従来の「会う、触れる、届ける」といった活動に注力しております。

 製品面では昨年10月に発売いたしました、美容機器「LUMIE」が好評に受け入れられており、来期の売上貢献に期待しております。

 本年の春には、兵庫県三木市の工場敷地内に新たな工場を増設し、メーキャップ品などの生産強化を図ってまいります。

 これら事業の変化を踏まえまして、当社は2025年4月より新しい中期計画をスタートさせます。各フィールドは、コロナ禍で達成できなかった課題をクリアし、目標達成できるよう今一度気持ちを引き締めて取り組むことが必要だと感じております。次の3年を実のあるものにしていくためにも挑戦し続けてまいります。

 最後になりましたが、本年も変わらぬご支援ご高配を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝と今後ますますのご繁栄を祈念いたします。

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