カンタンに言うと
ポーラ・オルビスホールディングスは、2025年1月1日付でグループ子会社ポーラの社長にオルビス社長の小林琢磨氏(47)を起用した。
数々のブランド再生を手掛け、V字回復に導いてきた小林氏に国内ポーラ事業の再建を託すこととなった。
今回は、「委託販売契約を結ぶ数万人に及ぶ販売員がポーラにおける最大の強み」と語り、その強みを活かすためにDX化を進める意向を示す小林社長に、オルビスのV字回復の軌跡やポーラの事業変革への抱負について話を伺った。
――これまでの経歴を簡単に振り返っていただけますか。
小林 2002年にポーラに入社し、約7年間、ホテルアメニティの卸売を行うBtoB事業部に配属され、法人営業や商品企画、販促、物流までを一通り手掛けていました。規模は小さいながらもバリューチェーンを管理している独立性の高い部署であったため、様々な経験を積むことができました。
2009年には、社内ベンチャー制度の第1号として立ち上がった敏感肌専門のD2Cスキンケアブランド「decencia」に取締役として参画し、2010年に社長に就任しました。研究員が敏感肌の人向けに肌の炎症を起こさせないような技術を開発して誕生したブランドで、立ち上げ当初はその研究員が社長、私はマーケティングの参謀役として始動しましたが、翌2010年に社長に就任し、2017年までdecenciaの経営を担いました。
2017年はオルビスのマーケティング担当取締役も兼任していましたが、2018年からはオルビスの社長に就任し、2024年までオルビスの経営にあたっていました。
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この記事は粧業日報 2025年2月6日号 1ページ 掲載
■ポーラ・小林琢磨新社長インタビュー◎ポーラの最大の強みは数万人規模の販売員◎ポーラのブランドの強さは不変、顧客ロイヤリティの向上に注力◎顧客接点の拡大に向けて4つの施策を推進■花王、商品と生活者の出会いを創出するポイントプログラムを始動
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