イオンリテール H&BC戦略、専門店に負けない商品・サービスを

粧業日報 2025年2月12日号 1ページ

カンタンに言うと

  • オリジナル商品を開発し人材を育成
  • 【Sokko beauty】コストパフォーマンスで価値を訴求
  • 【ビューティアーティスト】新しい価値の提供で専門性を深化
イオンリテール H&BC戦略、専門店に負けない商品・サービスを

 イオンリテールはH&BCの専門性を追求し、ショップ形式で「グラムビューティーク」を展開している。

 専門店に負けない商品・サービスを提供するため、化粧品でオリジナルブランドの開発や人材の育成強化を進めている。GMSで新規顧客の開拓が課題となっている中、24年4月、Z世代をターゲットに「Sokko beauty(ソッコービューティ)」を発売した。またビューティケアアドバイザーを配置し、美容に関するライトカウンセリングを行い、重点商品を推奨販売している。

 24年下期から、本格的な美容カウンセリングを提供する専門人材としてビューティアーティストの導入を開始した。

【Sokko beauty】コストパフォーマンスで価値を訴求

 グループのPB、トップバリュは化粧品で、スキンケアを中心に幅広い業態に対応するベーシックアイテムをラインナップしている。イオンリテールとして、専門性を追求したショップを展開するうえでオリジナルブランドを開発している。エイジングケアブランドのグラマティカル、ジェンダーレスブランドのコペルニカに次いで、24年4月、Z世代をターゲットにしたSokko beautyを発売した。

 開発の背景について、H&BC本部ビューティー商品部兼商品開発部の金恩卿マネージャーは次のように説明する。

 「仕事や学校の授業で忙しく時間がない若い人たちの、毎日を楽しく過ごすための化粧品を簡単に手に入れたいという思いを叶えるためにSokko beautyを開発した。また我々の店舗に来店されるお客さまはファミリー層やシニア層が中心となっているが、新しい若年層のお客さまを獲得するねらいもある。特に意識しているブランドはないが、学生や社会人のみなさんが手に取りやすい価格帯で差別化することを目指している」

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