粧業日報 2025年2月13日号 4ページ
カンタンに言うと
資生堂はこのほど、「公益社団法人消費者関連専門家会議(ACAP)」が主催する「第10回 ACAP 消費者志向活動表彰」にて、同社の知見を生かした化粧の力で深い肌悩みを持つ人に美容のノウハウを無償で提供する「資生堂 ライフクオリティー メイクアップ」活動が評価され、「消費者志向活動章」を受章した。
同社は、あざや白斑、病気や治療による見た目の変化など肌に深い悩みを持つ人を、「化粧のちから」で支援する社会活動「資生堂 ライフクオリティー メイクアップ」を展開している。
この活動は、同社を代表する社会活動で、約70年の歴史を持っている。1956年に日本で初めて、戦禍のやけど跡に苦しむ人向けのカバーメークアップ商品「資生堂 スポッツカバー」を発売した。その後も引き続き、あざや傷跡、やけど跡など、さまざまな肌の悩みを自然にカバーできる専用商品「パーフェクトカバー」の開発を行ってきた。また、がん治療の副作用による外見の変化に対応した研究、美容情報の開発・発信を通じて、QOL(生活の質)向上のための社会的支援を行っている。
活動の拠点となる専門施設「ライフクオリティー ビューティーセンター」(東京・汐留、完全予約制)は、プライバシーが保たれた空間で、肌に深い悩みを持つ人のために、一人ひとりに合わせたメークレッスンを無償で対面とオンラインで実施している。また、全国のソーシャル活動専門チームが主体となり、がん患者のための集合セミナーを患者会や医療従事者と共同で開催している。
今回の受章にあたっては、本業の知見を生かし、化粧のちからで深い肌悩みを持つ人のQOL向上に貢献している点、製品購入者へのサービスではなく、深い肌悩みを持つ人にノウハウを無償で提供している点、行政や医療機関とも永続性のある協働基盤を作っている点などが高く評価された。
同社は、性別、年齢、国籍、障がいの有無などにとらわれず、すべての人に、スキンケアやメークアップによる「化粧のちから」を楽しんでもらえるよう、今後も社会活動に取り組んでいく。
この記事は粧業日報 2025年2月13日号 4ページ 掲載
■ライオン、2025年ライオン会総会を開催◎浦尾上席執行役員、新たな価値提案で市場創造へ◎三國上席執行役員、「高付加価値化の加速」と「値上げ・売り方改善」を推進■資生堂、第10回ACAP消費者志向活動表彰「消費者志向活動章」を受章■TPCマーケティング、アトピー女性の化粧品ニーズについて調査
バラ売り
【週刊粧業】2025年化粧品OEM(受託製造)メーカートップインタビュー
バラ売り
【週刊粧業】2025年敏感肌・低刺激コスメの最新動向
バラ売り
【C&T・2025年1月号】頭髪用化粧品(ヘアケア・スタイリング剤・ヘアカラー)の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】AI(ChatGPT)が予測する、2025年化粧品業界動向
バラ売り
【週刊粧業】 2025年春の化粧品容器・パッケージの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】コーセー、「雪肌精」「Prédia」から新シリーズを発売
バラ売り
【週刊粧業】花王SENSAI、インドネシア初進出でアジア展開拡大を加速
バラ売り
【週刊粧業】CPコスメティクス、45周年を機に美白ラインを刷新
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。