ポーラ化成、耳介部の皮膚温から深部体温を推定できる可能性を発見

訪販ジャーナル 2025年2月24日号 6ページ

カンタンに言うと

  • 暑熱環境下の体の変化にいち早く気づきを与える仕組みの開発へ
ポーラ化成、耳介部の皮膚温から深部体温を推定できる可能性を発見

 ポーラ化成工業は、中京大学スポーツ科学部の松本孝朗教授らの研究チームと共同で、サーモカメラから得られた運動時の人の顔、耳介部(耳全体の領域)の皮膚温から直腸温(深部体温)を推定するためのベース技術を開発した。

 同社では、取り組みの1つとして、喫緊の社会課題ともなっている猛暑下の労働・運動時の深部体温の変化について研究を行っている。深部体温の上昇が人体に与える影響は、暑熱環境での運動、作業中に深刻な問題となることがある。

 深部体温による正確な体温の測定が有用な対策とされる一方、既存の体温計やサーモカメラによる方法で深部体温を把握することは難しく、作業現場などで簡便に測定を行うことは容易ではない。そこで、より簡便な測定方法として、顔画像の変化から深部体温の上昇を捉える技術開発を検討した。

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