日本メナード化粧品は、独自開発成分である安定化ビタミンE誘導体「VEP-M」が2021年に厚生労働省よりシワ改善効果のある医薬部外品成分として承認され、その後2023年秋に、全顔用の薬用シワ改善美容液「薬用ラインズリセット」として販売を開始している。
「薬用ラインズリセット」の開発では、全顔用のシワを改善する処方にこだわった。未来製剤研究グループの山田隆幸副主幹研究員は、シワの悩みに関する生活者アンケートで「目尻など顔の一部ではなく、顔全体のシワを気にされているという意見が多く見られたことから、顔全体のシワに使いやすい製剤の開発を進めた」と振り返る。
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この記事は訪販ジャーナル 2025年2月24日号 3ページ 掲載
■シワ改善化粧品市場、若年層を取り込み拡大傾向■メナード、「VEP-M」の新たな作用を探索、シワ研究をさらに深化■勇心酒造、基底膜にもアプローチしてシワ改善■新日本製薬、「パーフェクトワン」のターゲットをミドル世代まで拡大■矢野経済研究所、2024年度の敏感肌市場規模は5.6%増の1010億円■ポーラ化成、耳介部の皮膚温から深部体温を推定できる可能性を発見■ナリス、クリームなのにサラサラ感続...
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