花王SENSAI、インドネシア初進出でアジア展開拡大を加速

粧業日報 2025年3月4日号 1ページ

カンタンに言うと

  • ブランド独自の最高峰の接客や体験を提供する店舗をオープン
花王SENSAI、インドネシア初進出でアジア展開拡大を加速

 花王は、グローバルプレステージブランド「SENSAI(センサイ)」にて、2月21日、インドネシア初進出となる店舗を、百貨店「SOGO Plaza Senayan(そごう プラザ スナヤン)」にオープンした。店舗は首都ジャカルタ南部の高級ホテルが集まるラグジュアリーな地域「スナヤン地区」に位置しており、ブランド独自の最高峰の接客や体験を提供する。

 「SENSAI」は、欧州を中心に、日本発のラグジュアリーブランドとしての地位を確立し、世界40カ国以上で展開している。欧州で40年以上にわたり培ってきた基盤をもとに、2019年の日本導入を皮切りにアジア展開を開始。さらに、2023年中国・上海の旗艦店オープンに続き、今回インドネシアにも初進出することで、さらにアジアでの展開強化を図り、グローバル化を加速させていく。

 花王は、中期経営計画「K27」におけるグローバル・シャープトップ事業構築に向けて、「SENSAI」を化粧品事業のグローバル成長ブランドの1つに位置づけており、「Molton Brown(モルトンブラウン)」「Curél(キュレル)」とともに、グローバル強化のファーストランナーとして戦略的な投資を行い、引き続き注力していく。

 「SENSAI」は、1983年の誕生以来、丁寧なスキンケアメソッドとおもてなし、日本古来の希少なシルク「小石丸シルク」を商品コンセプトの核に据え、Made in Japanにこだわったモノづくりを継続してきた。日本の美意識と「SENSAI」の先端技術を融合させ、美しいシルクスキンへ導く商品のみならず、茶道よりインスパイアされた、丁寧なスキンケア方法「Saho(作法)」が共感を得て、感性豊かなラグジュアリー層から支持されている。

 今回オープンするインドネシア初の店舗では、欧州で長く培ってきたラグジュアリーブランドとしての基盤をもとに、日本の美意識に根ざした「SENSAI」ならではの丁寧なおもてなしカウンセリングと、最新の研究知見に基づく皮膚科学を融合した上質な商品を提供する。また、ブランドが大切にしてきた「丁寧に繊細に生きる」という精神を体現したトリートメントや接客で、ブランド価値を体験する機会を提供する。

 「SENSAI」は2019年9月に日本に進出、2023年10月に中国の上海に旗艦店をオープンし、中国と日本のリアル店舗やEC、トラベルリテール事業の連携により、アジア展開の強化とブランドファン拡大を進めている。

 今回のインドネシア初となる店舗では、丁寧なスキンケアステップと独自のメソッドを体験ができる場を提供するとともに、インドネシアにおける生活者のスキンケア習慣を踏まえ、洗顔やUV対策などの提案も強化するなど、エリア特性を活かしたマーケティングを実施する。

 インドネシア初進出を機に、今後はさらなるアジアでの展開を拡大する。各エリアにおけるラグジュアリー層に向けて、SENSAIならではの特別な体験ができる場を提供することで、ブランドの存在感を高め、グローバル化を加速していく。

 インドネシア店舗概要/店舗名=SENSAI SOGO Plaza Senayan店▽所在地=Plaza Senayan, Jl. Asia Afrika No.8, Kota Jakarta Pusat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 10270▽営業時間=10:00~22:00▽オープン日=2025年2月21日

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