大日本除虫菊は2024年度、残暑で殺虫剤市場が堅調に推移した中、次世代型製品の「シンカトリ」やゴキブリムエンダーに代表される定量噴射型エアゾールの寄与によって、殺虫剤の売上高は前年比107%となった。
2025年度も引き続き、シンカトリ、定量噴射型エアゾールの販売を強化するほか、クモの巣対策製品、スズメバチ対策製品などによって、市場の活性化に寄与していく。
シンカトリは2024年、置くだけで蚊を駆除する画期的な製品として発売した。衣料用防虫剤「タンスにゴン」と「虫コナーズ」(立体成型)の2つの技術をベースに開発した。タンスにゴンの技術は防虫剤の成分研究で、従来難しいとされていた防虫剤由来のピレスロイドを常温で空中に揮散する。
虫コナーズの立体成型技術は殺虫剤成分を長期間に渡って適量リリースする。6畳にひとつ置くだけで、蚊を駆除する。電気や熱源は不要で、スイッチもないシンプルな設計で、製品の上下を反転させるだけで、オン・オフになる。
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この記事は週刊粧業 2025年3月3日号 6ページ 掲載
■特集/殺虫剤~季節商材から年間商材へ、海外由来害虫への対応も◎フマキラー~従来品の2倍の噴射速度へ、使用時のニオイと汚れも軽減◎大日本除虫菊~次世代型「シンカトリ」の認知向上へ、ムエンダーシリーズでコバエ用を◎アース製薬~高付加価値商品で市場シェアを拡大、虫ケアの知識を広める活動にも注力■特集/防虫剤~コロナ禍等の反動で前年割れ基調、高単価香りつきで市場を活性化◎アース製薬~消臭・防カビ効...
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