粧業日報 2025年4月3日号 4ページ
カンタンに言うと
ライオンは、顧客満足と品質の継続的向上の取り組みとして、2025年2月に品質マネジメントシステム(Quality Management System)の国際規格である「ISO9001」の対象事業所を国内関係会社6社を含む統一認証に拡大した。
ライオングループは、パーパス「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」を経営の起点とし、「品質方針」に基づいて製品開発の各段階での業務プロセスや品質保証を定めた規程である「製品マネジメントシステム」を整備している。
「ISO9001」は、顧客満足向上と品質マネジメントシステムの継続的な改善の実現を目的として、ISOが発行する国際規格であり、ISOマネジメントシステム規格に定められた基準を満たしていることを、認証機関の審査を経て認証される。同社は2022年に認証を取得している。
こうした中、同社グループは2030年までに、国内・海外グループ各社の個別の認証を、グループとしての1つの認証登録に統一する「マルチサイト統一認証」を目指している。
国内外のグループ各社においては、2023年までに個別にISO9001認証を取得してきたが、今回、第2ステップとして、同社のISO9001認証登録の対象事業所に、国内関係会社6社を含める適用範囲の拡大を行った。
これにより統一認証されたグループ各社では、品質事例の水平展開を図ることで、不具合の芽を小さなうちに摘み、好事例を拡張するなど品質向上の取り組みについてグループ全体に展開を加速させることが可能となる。併せて、各社の品質マネジメントに関する重要度の高い情報を一元管理する仕組みを整備し、ガバナンス強化を図っていく。
今後は国内各社への拡大に加え、海外グループ各社へも段階的にグループ認証の適用範囲を拡大し、さらなる品質マネジメント体制の強化を推進していく。
この記事は粧業日報 2025年4月3日号 4ページ 掲載
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