化粧品と健康食品のOEM・ODMを手掛ける東洋新薬は、新たにMG(健康・美容器具、健康・美容雑貨)事業を強化している。MG事業への参入を通じて、従来から展開している化粧品や健康食品とのシナジー効果を最大限に引き出し、さらに多様なラインナップを提供することを目指している。
これまで少しずつ拡大してきたが、2024年10月には会社案内や公式HPでの掲載も開始し、同社の新たな成長の柱となりつつある。
同社は、化粧品・健康食品においてエビデンスに基づく製品開発にこだわっており、MG事業においてもその強みを活かした製品開発・提案を行っている。例えば、かっさや美顔ローラーなどの美容雑貨とスキンケア製品の併用や、シリコンヘアブラシとヘアケア製品の併用により、相乗効果を発揮することがデータで確認されている。この相乗効果を実際に確認したい場合は、佐賀県の本部やクイックラボ渋谷にて確認ができるという。
また、化粧品・健康食品とあわせてMGの製品開発を行うことにより、色味やデザインなどを統一することが可能なため、ブランドの一貫性を重視する企業側にもメリットがある。美容関連アイテムだけではなく、健康関連アイテムとしてインソールやウェアなども取り扱っており、美と健康をトータルでサポートすることができる。製品ラインナップについては今後さらに拡充していく方針だ。
「現在では化粧品と健康食品が主要事業だが、MG事業をさらに拡大していくことで、今後ますます多彩な提案ができるようになると考えている。化粧品、健康食品と同様に品質管理を徹底し、安全性と品質向上に努めることで、新しい事業分野での成長を目指していく」(同社)
この記事は週刊粧業 2025年4月7日号 18ページ 掲載
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