ライオン、2025年度グループ入社式を開催

粧業日報 2025年4月8日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 竹森社長、「何者なのかを考え、内省し、自己成長することに期待」
ライオン、2025年度グループ入社式を開催

 ライオンは4月1日、2025年度グループ入社式を本社にて開催し、関連会社を含めた94名の新入社員が役員・役職員らを前に決意宣言を行った。

 竹森征之社長は入社式の訓示で「入社式は、自分が何者なのかを考える非常に重要な節目の日だと思う。『何者なのか』をキーワードに2つ話をしたい。ライオングループにとっては『より良い習慣づくりで人々に貢献すること』がまさにそれであり、日本だけでなくアジアにより良い習慣をお届けしている。入社して仕事を進めていく中で様々なことが目の前に立ち塞がるが、その時に立ち止まってライオングループが何者なのかを考えて欲しい。加えて、自分は何者なのか、何者になりたいのかについても時々立ち止まって考えて欲しい。客観的に内省することは自己成長につながる。仕事で悩んだとき、チャレンジしたいとき、自分は何者であるかを考えてみて欲しい。皆さんが成長するために1つだけアドバイスしたい。成長するために『知識』を学んだその先にある『知恵』というものを、時には授かり、時には授け、それを通じて成長していって欲しい。皆さん一人ひとりの成長が結集し、ライオングループが成長すればするほど、世の中に貢献でき、アジア中のお客様が幸せになり、笑顔になっていくだろう」と語った。

 同社は創業以来、「より良い習慣づくり」を通じて人々の日々の生活に貢献することを軸に事業を展開してきたことから、今年のテーマを「より良い習慣づくり」とした。100年以上にわたりこだわり続けてきた「天然ミント」に想いを込め、入社式後半には新入社員代表メンバーによる天然ミントの記念植栽セレモニーが執り行われた。

 入社式終了後の囲み取材で人材開発センターの山本史織部長は、「より良い習慣づくりで人々に貢献するためには、アジア各国で暮らす人々の生活行動をどれだけ深く洞察できるかが重要であり、洞察力を働かせることで新しい習慣の芽を見つけることができると考えている。デジタルやAIの活用に習熟していることはもちろん重要なことだが、それ以上に人間の行動や心理を深く洞察する力が今後はより求められるだろうと考え、採用ではそこを重視して選考を進めた。かつては文系・理系といったざっくりしたコース分けをしてきたが、最近では海外・デジタル・サプライチェーン・経営企画・経理などきめ細かいコース分けを行い、初期の配属から自分の望むコースでスタートが切れるようコース別採用を充実させている」とコメントした。

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