粧業日報 2025年4月14日号 1ページ
カンタンに言うと
伊勢半グループとしてカバーメイク事業を展開するマーシュ・フィールドは、1968年に創業後、2004年からはあざ・白斑・傷跡など肌色に悩みを抱える人々を対象に、カバー力に優れたベースメイク化粧品を展開している。
近年、「アピアランスケア」という言葉が広く認知され、社会的な背景としてカバーメイクの需要も増加している。
マーシュ・フィールドの取り組みやインクルーシブビューティを見据えた今後の展望について、事業推進部 メイクアップアドバイザーの小林万里子氏に話を伺った。
――カバーメイク事業を開始した経緯やこれまでの展開について教えてください。
小林 カバーメイク事業は、2004年に当時マーシュ・フィールドの社長であった澤田晴子会長(伊勢半グループ代表取締役社長)の経験をきっかけに始まった。
当時、日本ではカバーメイクの認知度は低く、流通している化粧品の多くは海外製で、日本人の肌色や肌質に合った製品はほとんど存在していなかった。そうした中で澤田会長が出会ったのが、英国赤十字社が行っていたスキンカモフラージュサービスだった。
このサービスは、皮膚に傷跡やアザを持つ方々に治療の一環としてカバーメイクを施し、化粧品も保険の対象となっていた。この取り組みに澤田会長は感銘を受け、日本人の肌に合ったカバーメイク製品を提供したいという思いから、事業をスタートさせた。
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この記事は粧業日報 2025年4月14日号 1ページ 掲載
■マーシュ・フィールド、肌色悩みに応えるカバーメイクを展開◎ファンコミュニティサイトを立ち上げ、リアルとデジタルの両軸で普及推進■ちふれHD、美容支援活動で自分らしい輝きを応援■日光ケミカルズ、木材由来の化粧品用油性原料を販売開始
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