週刊粧業 2025年4月14日号 5ページ
カンタンに言うと
日本メナード化粧品は、幹細胞研究やパーソナライズ美容の研究で知見を広げ、新たな製品・サービスへの応用が進んでいる。
メナード総合研究所・研究技術第3部門の澤田均部門長は「今後さらに求められるパーソナライズへの対応に向けて、遺伝子・皮膚に関する研究技術の開発やAI技術の応用も推し進めていく」と話している。
――幹細胞研究における人工皮膚モデルの開発で、2024年は新たな成果を発表されました。改めてご説明いただけますか。
澤田 本人の幹細胞で本人の顔の形を再現した全顔人工皮膚モデルの開発に成功した。実際の人の顔をスキャンして鋳型を作り、それを用いて顔型の細胞培養の足場を作製した。
この顔型足場を使って、同じ人の抜去毛から採取した幹細胞を用いて人工皮膚培養することで、個人の顔の形と肌質を再現した全顔人工皮膚モデルを作製することができた。
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■特集/メーカー各社のR&D戦略~未来の美の可能性を広げる研究が加速◎資生堂~肌・身体・心のつながりに着目し、今までにない新たな美の価値を提供◎コーセー~研究起点で事業領域の拡大へ、「ウェルビーイング」研究に注力◎花王~コア技術のグローバル展開に向けてよきモノづくりの高速循環を推進◎日本メナード化粧品~幹細胞研究は顔から全身の解明へ、「遺伝子×肌分析」で新境地も開拓◎ミルボン~原点に立ち返り...
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