粧業日報 2025年4月21日号 1ページ
カンタンに言うと
花王は、中期経営計画(K27)において、顧客の重大なニーズにエッジの効いたソリューションで世界№1の貢献をする「グローバル・シャープトップ」事業を擁立する企業を目指している。
研究開発部門では、4つの社会課題(環境問題・高齢化社会・感染症リスク・過剰消費と情報過多)から新たなニーズを探索し、技術に立脚したモノづくりでグローバルでの事業拡大を掲げる。
研究開発部門 事業研究センター長(ビューティ・ヘルスケア分野担当)の寺崎博幸執行役員に話を伺った。
――イノベーティブな研究成果をモノづくりへと活かした直近の好事例をお聞かせください。
寺崎 花王のR&Dで最もコアとなる技術が「精密界面制御」で、様々なコア技術を1つの事業だけに活用するのではなく、国内外の様々な事業に横展開することで、売上・利益に貢献する研究の効率化を進めている。
この精密界面制御技術の代表例ともいえるのが、これまで洗浄剤に使われていなかったアブラヤシの実から採れる固体油脂を用いることで、ヤシ伐採を増やさずに洗浄剤の増産を可能にしたサステナブルな界面活性剤の「バイオIOS」だ。
既に衣料用液体洗剤のアタックに使われているが、4月12日に発売したボディウォッシュ「ビオレ ザ ボディ ととのい肌」にも採用し、ファブリックケアからビューティへと活用が広がっている。
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■花王、よきモノづくりの高速循環を推進■ヘアケア専門メーカー ティアーズ創業者 山谷次夫氏の半生に迫る◎独立後は様々な困難に直面するも、不屈の精神で成長軌道へ■花王、経済産業省が主催する「DX注目企業2025」に選定
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