粧業日報 2025年4月22日号 1ページ
カンタンに言うと
休日には、YouTubeの「フェルミ漫画大学」をながら視聴している。要点をおさえてうまくまとめられた動画コンテンツであり、特に人生で壁にぶつかったときの教訓を教えてくれるこのようなコンテンツはとても重宝する。
そこで今回は、経営コンサルタントの小宮一慶さんもおすすめするパナソニック創業者・松下幸之助氏の代表作「道をひらく」について解説した動画コンテンツを紹介していきたい。
幸之助氏は1894年、和歌山県の小地主、松下政楠・とく枝の三男として誕生も、父が先物取引に失敗し破産、9歳で小学校を中退することになる。9歳で出稼ぎするために地元・和歌山から大阪に出て、火鉢を販売するお店で下働きをした後、自転車屋で働き始めることになった。
しばらくして電気が使われ始めるようになると「これからは電気の時代が来る」と確信し、自転車屋をやめて大阪電灯という電気を扱う会社で7年間働きながら電気について学んだ。そして23歳のときについに自分の会社「松下電器器具製作所」を立ち上げ、身近な電化製品(電気ストーブ、ラジオ、アイロン、テレビ等)のジャンルで次々とヒット商品を生み出していった。
その後は経営者としてだけではなく、松下政経塾を創設し、未来を担うリーダーの教育にも力を注ぎ、94歳でその生涯を閉じた。
経営の神様といわれる幸之助氏だが、その人生は決して順風満帆なものではなく、学歴もなく、若い頃から貧困で病弱だったため、人よりも苦しい思いをたくさんしてきた。道をひらくには、幾多の壁に直面しつつも逆境を跳ね返し、成功へ導いてきた幸之助氏の教えが凝縮されている。
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■松下幸之助氏の代表作「道をひらく」に化粧品業界復活のヒント■ロレアル、2000万ユーロ規模の皮膚疾患支援プログラムを開始■ナリス化粧品、6年をかけて兵庫工場敷地内の刷新完了■花王、ハッシュタグ活用エンジンを「My Kao Mall」に導入■フマキラー、広島県と「包括的連携協定」を締結
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