コーセー、2025年12月期第1四半期決算は増収減益

粧業日報 2025年5月20日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 北米の低迷をアルビオンがカバーし増収も原価率上昇・販管費増で減益
  • 中国本土は構造改革の効果が発現し黒字転換
  • 北米の減収を日本とアジアの増収でカバー
コーセー、2025年12月期第1四半期決算は増収減益

 コーセーの2025年12月期第1四半期連結業績(日本基準)は、売上高が前年同期比1.8%増(為替影響除く実質0.8%増)の789億9800万円、営業利益が15.7%減の66億5900万円、経常利益が49.8%減の51億5700万円、四半期純利益が23.8%減の52億9200万円となった。

 売上高については、北米で厳しい市場環境の影響を受け減収となったものの、日本においてアルビオンの売上が大きく伸長し、その他ブランドも既存品育成に積極的に取り組むことで、全体で増収となった。

 営業利益については、原価率の上昇や販管費の増加により減益となった。原価率上昇の主因は廃棄・評価減の増加で、タルト社における在庫引当の増加、コーセーのセルフブランドにおける廃棄が影響した。管理費は主に新規連結対象のPuri社の上乗せを要因として増加した。

 四半期純利益については、円高進行による為替差損が増加したものの、固定資産の売却益によって一部を相殺した。

あと80%

粧業日報の有料プラン(制限なし・制限あり)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > コーセー、2025年12月期第1四半期決算は増収減益

PDF記事・人気ランキング

最新PDF記事

最新PDF記事をもっと見る

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
株式会社ミンテルジャパン
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop