週刊粧業 2025年6月16日号 4ページ
カンタンに言うと
有限会社ミキヤは現在、兵庫県神戸市内に化粧品専門店「cosmetic mikiya」を3店舗(板宿本店・須磨パティオ店・学園都市店)展開している。
このうち、2024年12月10日にリニューアルオープンした「須磨パティオ店」では、改装前に21坪だった売場がほぼ倍の39坪へと増床して店内スペースにゆとりを持たせ、メーカーごとに最新の什器を導入し、従来のコルトン看板からデジタルサイネージへと切り替えるなど、視覚的に訴えかけるVMDによりブランド色を強めた売場づくりを進めたことで、30~50代の新客獲得が好調に推移しているという。
須磨パティオ店の責任者を務める専務取締役の細川信也氏に話を伺った。
ミキヤは、戦後まもなく日用品を取り扱う小間物屋として創業し、1960年に開業した板宿本店で化粧品の販売がスタートした。
その後、須磨ニュータウンの開発に伴い、神戸市が大部分を出資する第三セクターから、神戸市営地下鉄・名谷(みょうだに)駅直結の複合商業施設「須磨パティオ」への出店を打診され、1980年に須磨パティオ店をオープンし、その際に「有限会社ミキヤ」として会社を法人化した。
1986年には同じく第三セクターから出店の打診があり、神戸市西区のキャンパススクエア内に学園都市店をオープンし、現在は細川氏の父で社長の勝美氏が学園都市店を運営している。
3店舗の中で最も売上が大きいのが須磨パティオ店で、アルビオン、資生堂、コーセーを中心に、カネボウ化粧品、シェルクルール、ヒノキ肌粧品、オパールを取り扱っている。
細川氏は大学卒業後に資生堂へ入社し、その後2008年に当時27歳で家業に戻り、約10年前から須磨パティオの責任者を務めている。
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