ニードルコスメ(メーカー・OEM)、プレイヤーと販路の広がりで急拡大

週刊粧業 2025年6月16日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 2023年ニードルコスメ市場規模は54%増の222億円と大幅に伸長
  • スキンケア以外のクロスセル促進やリアルの接点拡大が成長の鍵に
ニードルコスメ(メーカー・OEM)、プレイヤーと販路の広がりで急拡大

 近年、美容医療施術で人気を博しているマイクロニードルから着想を得た「ニードルコスメ」への注目が高まっている。

 ニードルコスメに関しては現在、美容成分そのものを針状に成型したパッチタイプが主流となっているが、天然微細針のスピキュール(加水分解カイメン)や、ノック注入型など剤型の多様化が進んでいる。

 今回はフィールドリサーチを軸に、企業への直接訪問取材や各種調査を掛け合わせて市場動向を分析している富士経済の佐野恵理氏(フード&ヘルスケア事業部 第二部 課長)に、日本市場におけるニードルコスメの最新動向と今後の展望について話を伺った。

2023年ニードルコスメ市場規模は
54%増の222億円と大幅に伸長

 ――現在のニードルコスメの国内市場規模と最新動向について、どのように分析されていますか。

 佐野 2024年12月に当社が発刊した「機能性化粧品マーケティング要覧」のデータをみると、2023年の国内ニードルコスメ市場は、「VT COSMETICS」や「アクロパス」といった韓国ブランドの参入をはじめ、ユーグレナが新ブランド「CONC」を立ち上げたことなどもあり、前年比54.2%増の222億円(図参照)と大きく伸長した。

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