ライオン、お盆とストレスに関する意識調査

2013年7月31日 12時18分

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 「スクラート胃痛対策プロジェクト」(ライオン株式会社)は、8月のお盆休みに先がけ、胃痛の経験がある既婚男女500人に「お盆休みとストレスに関する意識調査」を実施しました。その結果、約2人に1人がパートナーの実家へ帰省することにストレスを感じている事がわかりました。さらに、全体の約4割は、帰省時に姑・舅から「嫁ハラ・婿ハラ発言」を経験しており、経験者の7割以上が「嫁ハラ・婿ハラ発言」を受けた事で「胃が痛くなる」と回答しました。

<調査概要>
・調査期間:2013年7月6日~7日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、愛知県に住む、26~50歳の、現在または過去に胃痛を経験したことのある既婚男女500人

<調査結果>
■帰省に関して姑・舅にストレスを感じた経験のある人は約5割!
渋滞や混雑のストレスを抜き、「姑・舅に気をつかってストレスを感じる」と答えた人は46.4%

 「お盆にストレスを感じたことはあるか」を聞いたところ、53%が「ある」と回答し(図1)、休暇中もストレスを感じていることがわかりました。ストレスを感じるタイミングは「パートナーの実家に帰省する時(47.9%)」が最も多く、次いで「帰省先の姑・舅に気を使う時(46.4%)」と、「渋滞や混雑に遭遇した時(37%)」より多い結果でした(図2)。

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■姑・舅から言われて思わず腹が立った言葉の1位
女性「子どもはまだ?」、男性「夫婦仲良くやってるのか?」

 lion20130731_5.jpg帰省時に思わず腹が立つような「嫁ハラ・婿ハラ発言」を受けた事があるかを聞いたところ、36%が「ある」と回答しました。どのような発言に腹が立ったかを聞いたところ、女性は1位「子どもはまだ?(29%)」、2位「○○さん、少し太った?(24.3%)」でした。一方、男性は1位「夫婦仲良くやってるのか?(27.4%)」、2位「子どもはまだ?(21.9%)」「そろそろ昇進はあるのかい?(21.9%)」「○○さん、少し太った?(21.9%)」であり、男女とも、姑・舅から子どもを急かされる事や、体型に関する発言をストレスに感じていることがわかりました(図3-1,図3-2)。さらに「嫁ハラ・婿ハラ発言」による体調の変化を聞いたところ、76.1%が不調を感じた事があり、そのうち70.1%が「胃が痛くなる」と回答しました(図4)。

 また、「嫁ハラ・婿ハラ発言」の対策として、「日頃からメールのやり取りをする」「ブログのネタにする」「病気のペットを家に残していることを理由に長居しないようにする」「近寄らない」などがあげられました。

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■夏も胃痛に要注意!?夏に胃腸薬を買う人は、冬と並んで31.6%

 胃痛の経験がある人の86%は、普段感じている胃痛はストレスに由来すると回答(「とてもそう思う」「そう思う」「少しそう思う」と答えた人)しています(図5)。さらに胃痛の対策として、53%が「胃腸薬を飲む」と答え(図6)、胃を酷使することが多い忘年会・新年会シーズンの「冬」と同様に、「夏」に胃腸薬を購入していることがわかりました(図7)。これは、お盆のストレスによる胃痛も影響していると考えられます。

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<参考資料>
『スクラート胃腸薬』シリーズはリニューアル発売後、販売金額が約1.6倍に!

 2012年9月12日にリニューアル発売した『スクラート胃腸薬』シリーズは、空腹時・睡眠中に効くことをわかりやすく表現した新訴求・新デザインにより、胃痛・胃もたれに悩む人などに幅広く購入され、前年比約1.6倍の売上(金額比)を達成しています(図8)。

 胃痛を感じるタイミングは、「空腹時(43.8%)」、「朝、起きたとき(29.1%)」など、胃の中が空からのときが多い反面、「薬は食後に服用するもの」というイメージが強くありました(2012年当社調べ)。そこで、「空腹時・睡眠中に効く」という独自の特長を伝達することで、潜在的なニーズに合致したと考えています。

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