コーセー、『エスプリーク』のリキッドファンデーション容器が第39 回木下賞を受賞

2015年5月29日 17時41分

 株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)が開発した、全く新しい機構を持つファンデーション容器が、容器・包装技術において顕著な功績あげたものに対して、公益社団法人日本包装技術協会(本部:東京都中央区)より授与される「第39 回木下賞」における「研究開発部門賞」を受賞しました。

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 「木下賞」は、公益社団法人日本包装技術協会、第二代会長の故木下又三郎氏の包装界に対する多年の功績を記念して創設された表彰事業で、本年で39 回を数えます。

 本賞は毎年その年度において、1.包装の研究・開発に顕著な業績をあげたもの「研究開発部門」、2.包装の改善・合理化に顕著な業績をあげたもの「改善合理化部門」、3.包装の新規分野創出に顕著な業績をあげたもの「新規創出部門」に対して授与され、包装業界では歴史のある賞として有名です。今年は5 月29 日に如水会館(東京都千代田区)で授賞式が開催されました。

 今回当社は、従来のリキッドファンデーションの“ムラになる”“時間がたつとヨレる” “手が汚れる”などの不満要素を、スポンジでとるときにリキッド状に、肌になじませる際にはゲル状に変化する特性を持つ新たな剤型のファンデーションを開発し、その特性を生かすためには、使用時にはメッシュを通して内容物を変化させる仕組みが必要となりました。

 そしてその特殊な特性を最大限発揮させるためには、全く新しい容器開発が必要でしたが、数々の難点を克服し、ついにメッシュが容器の中で上下する機構を考案。そしてこの機構の独自性や新規性が評価され今回の受賞につながりました。この容器を使った商品は2014 年10 月に発売され※、人気を博しております。

 当社では、今後も内容物・容器の両方の側面からお客さまの期待に応え、期待を越える魅力ある化粧品を研究開発し続け、生活に豊かさと快適さをお届けできるよう努力していきます。

※:2014 年7 月29 日発行リリース参照「『エスプリーク』から、新感覚スタンプジュレファンデーションを発売。」
http://news.kose.co.jp/pdf/news/2014072902.pdf

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