オーガスト プランニングワーク、容器デザイン軸に販売を後押し

週刊粧業 2013年9月23日号 10ページ

カンタンに言うと

オーガスト プランニングワーク、容器デザイン軸に販売を後押し

 主に化粧品容器やパッケージのデザインを手掛けるオーガスト プランニングワーク(東京)は、特に高級化粧品で付加価値を出すためのデザインを得意領域としているほか、販売戦略にまで踏み込んだサポート業務を展開している。

 10年以上にわたって化粧品や日用品に特化した事業を展開してきたため、化粧品に関する豊富な専門知識を活かして商品企画やプロモーションにも携われるという。特にここ数年は化粧品市場に新規参入を果たすメーカーが多く、そうした企業に対して働きかけを行っていく考えだ。

 代表の笹川将寛アートディレクターによると、取引先からのヒアリングを通して「コストコントロールを踏まえたデザインを考えたり、販路やターゲットなどに合わせて売れるためのアイデアを出しながらやっている」という。さらに、「必要であれば商品企画から入ることもある」といい、開発段階からプロモーションまで幅広くカバーしている点に強みを持つ。

 具体的には、商品開発ではコンセプトの提案やそれに合わせた商品名の選定などを実施。プロモーション面では、POPやポスター、パンフレットなどの販促物を手掛ける。特に最近は、Webデザインの製作依頼が増えているという。 

笹川代表は、もともと宝石のデザインを中心に活動してきた。その宝石に近い領域として化粧品での仕事が舞い込み、それ以来、製作実績を順調に積み上げて現在に至っている。

 笹川代表は、現在の化粧品市場について「マーケットが急激に変化しており、販売戦略をしっかり立てないと失敗してしまうケースが少なくない」との認識を示す。そうしたことからも、販売戦略をサポートできる自社の特徴をさらに活かしたいところだ。

 「仮に失敗しても、二の矢、三の矢を用意して一緒になって戦略を立てられるような長い関係性を構築し、ブランド改廃のサイクルが早い中で、息長く愛される製品づくりをサポートしたい」(笹川代表)

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