花王、ディズニーランド・ディズニーシーの協賛を開始

週刊粧業 2015年7月20日号 16ページ

カンタンに言うと

花王、ディズニーランド・ディズニーシーの協賛を開始

 花王は7月1日、オリエンタルランドが経営する「東京ディズニーランド(TDL)」「東京ディズニーシー(TDS)」の参加企業として、TDLの「スプラッシュマウンテン」とTDSの「トイビル・トロリーパーク」「トイ・ストーリー・マニア!」の提供を開始し、新たに登場した「ハンドウォッシングエリア」においてその披露目も兼ねてオープニングセレモニーを実施した。

 「ハンドウォッシングエリア」は、TDLのクリッターカントリー、TDSのアメリカンウォーターフロントと、両パークの一部のレストルームに設置された新スポットで、ボタンを押したり手をかざすとミッキーマウスの形をした泡が出てきて、楽しみながら手を洗うことができる。

 TDLのクリッターカントリーで行われたセレモニーには、オリエンタルランドの上西京一郎社長、花王の澤田道隆社長をはじめ、両社の経営幹部が出席した。 
 オリエンタルランドの上西社長は、「新スポット『ハンドウォッシングエリア』は、ボタンを押すとミッキーの形をしたビオレuハンドソープの泡が出てくるという仕掛けになっており、子どもたちが楽しみながら手を洗うことができる。『こうなったらいいな』ということを手洗いを通じて具現化した施設であり、これを体験した子どもたちはきっと素晴らしい思い出をつくれるだろう。夢のような施設が、花王の技術とディズニーの魔法との融合により生まれた。この施設で体験した手洗いのワクワクした気持ちや感動を自宅に帰ってからもずっと持ってもらうことで、手洗いの大切さが自然と身についていくきっかけになると考えている」と挨拶した。

 続いて登壇した花王の澤田社長は、「楽しく手を洗うといった体験を通じて、子どもたちがきれいの大切さに目覚める、そんな小さな魔法を提供したいという花王の思いと、ディズニー・テーマパークの基本理念である『ファミリーエンターテイメント』という思いが一致し、今回の企画が実現した。アトラクションへの協賛とともに、花王らしさを盛り込んだ共同の提案として、新スポット『ハンドウォッシングエリア』の提供も開始する。今回の新しい試みにより、子どもたちがパークの中で笑顔の清潔体験をし、清潔・キレイに目覚め、家に戻って手洗いの習慣を身につける、そういったつながりができてくれば、いい形での手洗い習慣の修得、衛生意識の高揚につながると考えている。手洗いは衛生の基本であり、手洗いによって清潔・きれいになれば、必ずたくさんの笑顔が生み出されると信じている。花王グループは、社会的課題の解決に貢献するということを第一の使命としている。今回の東京ディズニーリゾートへの協賛は、笑顔の架け橋による衛生・次世代の育成への貢献と理解して欲しい。これからもオリエンタルランドとともに、大きな志を持って取り組みを進めていきたい」と語った。

 花王はこのほかにも、TDSにて白いコスチュームに着替え、スイーピング(ほうきで掃く)などのカストーディアルキャストの仕事の一部を体験することができる子ども向け体験プログラム「カストーディアル・キッズ!」を提供するなど、子どもの笑顔と成長を応援する様々な取り組みを行っていく。

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