市場トレンド・ニーズに合わせた調査に定評のある総合企画センター大阪は、化粧品・スキンケア分野では機能別に細分化した調査・分析を進めている。
化粧品・トイレタリー分野を調査・分析している松本竜馬氏に2016年の化粧品市場動向について話を聞いた。
――今年の業界トレンドをどう捉えていますか。
松本 2014年からの流れで言えば、大きく「インバウンド需要拡大」と景気回復基調にともなう「中・高価格帯の回復基調」の2つの特徴が今年も見られる。
2014年度(14年4月~15年3月)の国内化粧品市場は前年比0.8%増の2兆2505億円だったが、2015年度は前年比1.0%増を見込んでいる。
伸長要因でもある化粧品(トイレタリー含む)インバウンドの14年度市場は約550億円で市場全体の約2.4%と見ている。今年も訪日外国人の数は増え続け、小売業界では外国人向けのフロアや店舗を増やそうという動きが活発になってきている。
ブランドメーカーからはフラッグシップの展開が相次いでいる。それらの要因を踏まえた上で、15年度はさらに1.7倍となる950億円程度を見込む。
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この記事は週刊粧業 2015年10月26日号 19ページ 掲載
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