美容サプリメントの最新動向、健康を根本から見直すステージへ

週刊粧業 2016年7月4日号 25ページ

カンタンに言うと

美容サプリメントの最新動向、健康を根本から見直すステージへ
 先ごろ、国勢調査で日本国民の4人に1人が65歳以上の高齢者になったと発表された。高齢者層の厚みが増すにつれ、国民全体の健康意識が底上げされていることが、成長を続ける健康食品・サプリメント市場に見ることができるだろう。

 2015年市場規模は各調査会社によって誤差はあるが、おおよそ約1兆8000億円といったところだ。

届出件数は330超に
専用売場で認知向上へ

 昨年は、新たにスタートした機能性表示食品制度が業界ニュースとして話題の中心となった。一部の機能性表示食品で市場を牽引するヒット商品が生まれるなど新制度の影響が早くも見られたことは、業界にとって明るいニュースとなった。

 ドラッグストアやGMSを中心とした小売・卸流通も、展開する健食プライベートブランドから機能性表示食品の品目を積極的に増やす意向で今年は昨年以上の成長が期待される。

 消費者庁は「(事業者側が作成する)届出書などの不備が目立った」(担当窓口)と制度初年度を振り返り、作成時に誤りやすい事例などを踏まえて今年4月、関連ガイドラインおよび留意・確認事項の一部改正を行った。

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