粧工連、「将来ビジョン2022」2期目の方針を発表

粧業日報 2016年9月9日号 1ページ

カンタンに言うと

粧工連、「将来ビジョン2022」2期目の方針を発表
「化粧品の曝露評価指針」の
アジアでの受け入れめざす

 日本化粧品工業連合会(以下、粧工連)は9月1日、化粧品関連業界専門紙との懇談会を開催し、「化粧品産業の展望を見据えた日本化粧品工業連合会の将来ビジョン2022」の実現に向けた、第1期4カ年(2012年~2015年)の実績と第2期3カ年(2016年~2018年)の取り組みについて説明した。

小林一俊会長、「日本製化粧品の
世界での存在感を高めることが使命」

 冒頭の挨拶で小林一俊会長(コーセー社長)は、「消費者の節約志向は依然として根強いが、付加価値の高い商品へのニーズの拡大やコト消費へのシフト、訪日外国人のインバウンド消費において化粧品を含む消耗品へのシフトが鮮明になるなど、これからの個人消費分野において継続的な成長が見込める方向性や材料も明確になりつつある。世界でトップレベルの技術水準を持ち、最も安心・安全と言われる品質の高さを誇る日本製化粧品を、もっと世界において存在感を高めていくことが我々に求められている使命だと考えている。

 こうした中、粧工連の活動をより時代に沿った形で進化させていくために、2012年を起点に10年先を見据えた将来ビジョンを掲げ、この実現に取り組んできた。

 中長期計画では全体を3期に分け、初年度から2015年度の第1期は『基盤の見直しと喫緊の課題への対応』、2016年度から2018年度の第2期は『新たな領域への拡大』、2019年度から2022年度の第3期は『アジアの化粧品産業への貢献』を掲げている。第1期を終えたばかりのこのタイミングで、タイトルを最終年度を明示する『将来ビジョン2022』と改め、いよいよ第2期に着手したところだ」と語った。

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