ケミコスクリエイションズ、アイライナーOEMで年商100億円に王手

週刊粧業 2017年4月17日号 33ページ

カンタンに言うと

ケミコスクリエイションズ、アイライナーOEMで年商100億円に王手
 アイライナーをOEM製品の主力に展開するケミコスクリエイションズは、30年以上にわたって筆ペン型リキッドアイライナーを開発し、2016年度の業績は90億円と伸長を続け、数年以内に目標の100億円に到達する見通しがついた。

 社長を後継の曺恩元氏に譲った今も、服部勝高会長の新技術開発に対する情熱は衰えることがない。

容器と中身の一貫製造を実現し
パール配合リキッドの開発に成功

 同社は、2013年に容器メーカーをグループに迎え、ケミコステクノを設立した。

 これにより容器と中身を一緒に研究し、液の性質によって容器を開発していくOEMの手法に切り替え、処方、容器まで一貫して製造できるようになった。

 2015年には、カラーのリキッドアイライナーを市場に先駆けて開発し、カラーライナーブームの火付け役となった。

 もともと、海外メーカーがカラーのリキッドアイライナーを依頼したことから服部会長の研究がスタートしたが、技術の開発が困難を極め、確立までに約30年かかったという。

 当時のことを服部会長は「できないのが悔しくて、絶対に何が何でも完成させるという思いで30年間研究を続けてきた」と振り返った。

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