インナービューティEXPO、2018年1月に初開催

粧業日報 2017年7月12日号 1ページ

カンタンに言うと

インナービューティEXPO、2018年1月に初開催
業界初の美と健康の総合展示会が始動

 リード エグジビション ジャパンは、化粧品と関連の深い美容サプリメント・健康食品関連企業向けの展示会「インナービューティEXPO」を新たに企画し、2018年1月24日~26日の3日間、幕張メッセにおいて「化粧品開発展」(以下、開発展)、「国際化粧品展」(以下、化粧品展)等と同時開催する。

 松野洋輔事務局次長に展示会開催の狙いや見どころについて話を伺った。

開発展・化粧品展と同時開催、
「内外美容」で業界を活性化

 ――開催の経緯についてお聞きします。

 松野 インナービューティに関しては、2012年の化粧品展初開催時から展示会開催の要望を受けていました。

 化粧品展には、小売・流通の方やエステサロンの方などが来場されますが、そうした方々から化粧品だけでなく、健康食品・サプリメントなど内側からの美容商材を一緒に見たいという声が寄せられていました。また、化粧品展の出展社でも健康食品・サプリメント関係の展示を行うケースもみられたことから、会を追うごとに出展社・来場者双方から要望が多く寄せられてきていました。

 中には、インナービューティやサプリメントに特化した展示会が開催されるなら出展したいという声も多数あがっていました。

 こうした中、化粧品業界の将来を考えたとき、インナービューティは、非常に有望な市場であるという結論に至りました。

 化粧品と健康食品の市場規模はそれぞれ2兆円を超えると言われています。

 現在、化粧品業界は伸長しています。

 一方、さらなる少子高齢化の進行、また機能性表示食品の増加といった点からも、健康食品市場の長期的かつ顕著な拡大が期待できます。

 また、外側を化粧品、内側を健康食品・サプリメントでケアする「内外美容」の考えが徐々に根付いてきており、化粧品メーカー各社が健康食品・サプリメントを展開しています。

 こうしたことから、化粧品開発展と一緒に健康食品・サプリメントを専門とする「インナービューティEXPO」を開催することができれば、化粧品業界と健康食品・サプリメント業界を相乗的に活性化できるのではないかと考え、今回の開催に至りました。

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