米ドクターブロナー、社会性と収益性の両立を

訪販ジャーナル 2017年9月25日号 1ページ

カンタンに言うと

米ドクターブロナー、社会性と収益性の両立を
 企業が社会に存在する意義を考えた時、まずは雇用と納税で世の中に貢献することが大前提となる。顧客満足の追求や、ステークホルダーの収益性向上までを考えることは、一定の経営水準を超えた会社であってこその課題やハードルといえるかもしれない。

 世界主要国への輸出や通信販売でオーガニック石けんを展開している米ドクターブロナー社のマイケル・ブロナー社長は、取材中、再三にわたって社会貢献を重要視している企業姿勢を強調するとともに、社員の福利厚生を充実させていると熱心に話していた。

 そうした話を聞き進むうち、ブロナー社長がビジネスであがった利潤の多くを社会と社員へ再配分している理由は、非上場である同社が一定の収益レベルを維持するための意志喚起の手法であるように感じられた。

 また、2015年に社長に就任したブロナー氏は石鹸職人の5代目として、また創業者の孫として、兄のデービッド氏とともに1948年に始まった同社の経営を引き上げたことで知られている。海外展開している世界9カ所の国やエリアのうち、「かつて英語教師として3年間を過ごした日本は、特別な思い入れがある愛着の国だ」という。

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