【百貨店化粧品売場】次の一手は若い世代の顧客化推進

週刊粧業 2017年10月23日号 14ページ

カンタンに言うと

【百貨店化粧品売場】次の一手は若い世代の顧客化推進
 化粧品市場が好調に推移する中、百貨店の化粧品売場も活況を呈している。

 外国人旅行者とバイヤーによるまとめ買い、いわゆるインバウンド需要は引き続き売上を牽引し、これに国内消費の増加も加わって右肩上がりで売上を伸ばしている店舗が多い。

 ただしインバウンドの先行きは不透明であり、依存はできない。各店舗は日本人顧客の囲い込みと新客の顧客化対策に追われることになりそうだ。

盛況なインバウンドの裏側で
日本人上顧客の囲い込み劇も

 日本百貨店協会がとりまとめた全国百貨店売上高によると2017年8月の化粧品売上は前年比19.5%増と高成長が続き、特に札幌、東京、大阪、福岡といった大都市の伸びが顕著だった。

 大都市の高成長の一翼を担うのはインバウンドである。大都市の百貨店はアクセスのよさからツーリスト客や個人旅行者、バイヤーが立ち寄るケースが多くなるからだ。

 日本百貨店協会では外国人観光客の売上高と来店動向もまとめているが、免税売上高は8月から9カ月連続、購買客数は55カ月連続プラスとなっており、人気のあった商品として1位に化粧品が挙げられている。

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